8月25日(土)から、江津市桜江町川戸の「今井美術館」にて「東京藝術大学退任記念 宮廻正明展~無極~」が開幕しました。

宮廻正明氏は、松江市出身で現代日本画壇を代表する画家です。日本美術院の同人で、東京藝術大学名誉教授。毎年春に今井美術館で開催される「再興院展」にも開幕日に来館され、いつも楽しいギャラリートークを聞かせてくださいます。
また宮廻正明氏は、昨日まで松江市の県立美術館で開催されていた「クローン文化財展」の技術を開発し、特許を取得された方でもあります。
今年3月に東京藝術大学の退任記念となる今回の個展開催ですが、初期から近作まで大型作品を中心に約30点を展示。1階の展示室に入ると、その大作の数々に圧倒されました。
中には、地元・江の川の川魚漁師さんがモデルとなった作品もあり、石見を大切にされている宮廻氏の作品の原点に触れるようでした。

9月24日(月)まで開催中。入館料大人1,000円。
今井美術館のHP
https://www.imai-art.jp/
江の川の景色をはじめとした石見路をドライブがてら楽しみながら、美術の世界に触れてみてはいかがでしょうか。(T)
※館内写真は、今井美術館の許可を得ております。